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「進化を促す「車離れ」」
 社会人になって車を初めて買ったときのことは今でも良く覚えている。いつでも、どこにでも出かけられ、行動範囲が一気に広がった。音楽を聞き、いろいろな景色を眺めて走るのは最高に楽しかった。今でも車は手放せない。

 しかし最近は、若者の「車離れ」が進んでいるという。中古車買い取り大手、ガリバーインターナショナルの自動車研究所が今春、新社会人に初任給の使い道(複数回答)を聞くと、もっとも多い答えは「貯金をする」(73%)だった。「自家用車を買う」と答えた人は、わずか6%。車は「社会に出て最初に買うモノ」ではなくなった。

 9月から本紙1面などで連載した「新・車社会論」の取材班は、多くの専門家に理由を聞いた。携帯電話やパソコンなど趣味の多様化、フリーターの増加、「良い車で目立ちたい」という競争意識が低下したことなどさまざまな指摘があった。

 さらに、かつて日産自動車でセールスマン経験があるという東大の神野直彦教授は「インターネット通販があれば遠くに買い物に出かける必要もない。旅行に行かなくてもハイビジョンで名勝地の風景が楽しめる」と情報技術(IT)の進歩を理由に挙げる。リクルートの雑誌「カーセンサー」の馬弓良輔・副編集長は「お台場や六本木ヒルズなど、東京都心の開発が進んで遊び場所がリゾートから都心に移った。自然と移動手段は電車になる」と分析した。

 一方、自動車メーカーの車づくりに原因はなかったか。

 1980年代には「デートカー」ブーム、90年代にはRV(レジャー用多目的車)ブームを起こし、車は若者文化をリードした。しかし2000年代に入ると各社はもっぱら小型車などの実用車に力を入れた。「夢を与える車」をなくし、「生活の道具」ばかりに変えたのはメーカー自身でもある。

 また、量産化から100年たった今も、エンジンを動力とする車の基本構造は変わっていない。携帯電話や薄型テレビ、ブロードバンド(高速大容量通信)などと比べ、技術革新の速度は緩やかだ。

 文部科学省(旧科学技術庁)が5年に1回行う技術予測調査では、1987年当時、「都市での無公害電気自動車の普及」が02年に実現すると見込まれていた。しかし、本格普及はまだだ。次世代自動車の本命と期待される燃料電池車も実用化のメドは立っていない。モーターショーでも多くの試作車が公開されるが、将来、主流となる車の形ははっきり見えてこない。

 その間にも地球温暖化は着実に進む。「車は今のままでいいのだろうか」――。若者の車離れは、メーカーへのこんな問いかけなのかも知れない。
東京モーターショーにつき、マスコミはこぞって自動車の国内販売不振の原因を、若者の車離れに起因していると報道している。しかし、なぜ若者が車から離れたのかという原因を追求しようとはしない。

 車離れの大きな原因は、明らかに少子化問題・ワーキングプア問題・ニート問題・派遣社員問題・年金不払問題などに連鎖しているものである。そのことをマスコミは報道しようとしない。

 市民の可処分所得を見ても、企業のリストラ、増税などが絡み、続落傾向に歯止めがかかっているわけではない。上場企業は空前の利益を計上しているにもかかわらず、労働分配率は極度に下がったままである。

 市民は、将来設計に対する不安を感じさせるような社会を作り出してきた政治や大企業に不信感を募らせており、そうした大きな潮流は目先の車のデザインでは解決しない。

 総じて、可処分所得の減少や少子化となっている層の低賃金派遣社員増などが原因で、直接的に車の販売台数減となったのである。「あったら便利の排除」はトヨタの鉄則でもあり、その価値観を派遣社員などの所得層に教え、別の時間の楽しみ方に移行させていった大きな潮流は、諸問題を解決するなかでしか戻すことができまい。

 これまでにもいろんなブーメラン現象があった、内需拡大型の経済を採らない限り、すべての問題は解決しない。

 マスコミは与えられた情報を噛み砕くぐらいのことをしなければ真の報道はできまい。
 おいらのように田舎暮らしをしている人間は車は不可欠だ。仕事に行くにも買い物に行くにも、彼女とデートでいろんなとこに行くのにもね。しかし、交通網の発達している場所ではその必要性はないわけで、意外と都市部の方々は賢明な判断をしているのかな、とも思わなくもないけどね。

 車メーカーを始めとした日本の企業は基本的なことをおわかりでないようで。社員に適切な給与を支給することが、最終的には自分の会社を富ませる方法なのに、それを認めず、小手先の資金をけちるからこうなるわけだ。即反省すべきだろう。それに、様々な「夢」を失う法律作りをしていた行政もね。

 金の格差は何とかなるが、国や企業やマスコミが個人の「夢」に介入している、それが現在の日本だ。これをどうにかしないといけないだろう。そうでないと人の心の萎縮も始まってしまいそうだ。

 でも、「F1でのエンジン開発10年間禁止」という国際的にも夢を失うレギュレーションを作って得意顔なんだよね・・・FIAは。
【2007/10/30 22:52 】
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