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「若い日本人は恋愛症候群の患者だらけ。それが秋葉原事件の真相だと思う」
〜「秋葉原無差別殺傷事件は何を意味するのか」森永卓郎氏〜

 本当は、このコラムで、秋葉原無差別殺傷事件のことなど書きたくはなかった。しかし、どうしても書いておかなければならないと思った。それには2つ理由がある。1つは、この事件が秋葉原の雰囲気をすっかり変えてしまうほど大きな影響を与えたために、自分なりの記録を残しておきたいと思ったこと。そして、もう1つは、事件の原因をアキバ系に押し付けることによって、事件の本質を覆い隠そうという動きがあまりにひどいからだ。

○「アキバ系だから」という報道

 2008年6月8日、日曜日、東京・秋葉原の電気街で、加藤智大容疑者の運転するトラックが歩行者に突っ込み、さらに車から降りた加藤容疑者が通行人を次々ナイフで刺して、7人が死亡、10人が重軽傷を負うという悲惨な事件が起こった。加藤智大容疑者は駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。犯行場所が秋葉原だったことと、加藤容疑者がアキバ系の趣味を持っていたため、一部のメディアは「アキバ系通り魔殺人」と名付けて、まるでアキバ系であることが、通り魔殺人の原因であるかのような報道をした。

 事件後、私の携帯電話には、多くのメディアから次々に取材の電話がかかってきた。「犯人はアキバ系のようですが、アキバ系の森永さんはどう思いますか」というのが大部分のメディアからの問いかけだった。

 加藤容疑者がアキバ系の趣味を少し持っていたことは事実のようだ。しかし、彼の犯行動機に直接それがかかわっていたわけではない。にもかかわらず、多くのメディアが、まるでアキバ系が危険な要素を持っているかのような報道をしたのだ。

 それだけではない。6月17日、鳩山邦夫法相は、埼玉県で起こった連続少女殺人事件の犯人である宮崎勤死刑囚に対して死刑を執行したことを発表した。平均8年と言われる死刑確定から執行までの期間を大幅に短縮し、しかも担当弁護士から再審請求をするので死刑執行を待ってほしいという内容証明を受け取っていたにもかかわらず、死刑は執行された。鳩山大臣が秋葉原の事件を意識したのかどうかはわからないが、これでまた世間の「オタク」に対する視線が厳しく、差別的になったのは間違いないだろう。

○「綾波レイ」は人間の女性の代わりにならなかった

 私は、加藤容疑者を凶行へと駆り立てた原因は、彼が雇用面でも恋愛面でも「負け組」になっていると感じていたことだと思う。彼が雇用面で置かれていた状況は重要な要因だと思うが、ここでは彼の恋愛面に特化して議論を進めたいと思う。

 加藤容疑者は、中学時代、トップクラスの成績を収める優秀な生徒で、青森県の進学校に入学した。しかし、優秀な生徒ばかりが集まる高校で成績は低迷し、中の下くらいのポジションになってしまったという。加藤容疑者の「負け組人生」はここから始まっている。成績は下がる、友達はできない、そして恋人ができない。

 高校の生徒会の文集に加藤容疑者は、次のように書いた。

 「ワタシはアナタの人形じゃない」赤い瞳の少女(3人目)

 もちろんこれは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する綾波レイが発した有名なセリフだ。綾波の瞳は赤く、多数作られたなかの3人目のクローンだ。

 加藤容疑者は、人間の女性が相手をしてくれないなかで、綾波レイを恋愛の対象として選んだのだろう。もちろん、そのことが無差別殺人に結びつくわけではない。綾波に恋をしている男は無数にいるからだ。正直に言うと、女性にもてないという意味では私も加藤容疑者と同じだったし、今でも似たようなものだ。私も理想の女性は綾波レイだ。

 ただ、加藤容疑者の問題は、人間の女性の代わりに、キャラクターを愛するという、萌えの段階に到達することもできなかったということなのではないか。彼が書き込んだとされる携帯サイトの書き込みのなかで、恋愛に関する部分を抜き出してみよう。
(※表記は原文のまま)
 2月27日
 アンタ人を好きになったことあるか?(本人以外の書き込み)。

 もちろんありますよ。 それは苦しかったのを覚えていますし、その体験は間違いなく私を成長させてくれました。負け組は生まれながらにして負け組なのです まずそれに気付きましょう そして受け入れましょう。この考えこそが女性を意識しているのではないか、という屁理屈もありますが、否定はできません 未練があるのでしょう だからこそ、こうして何度も自分に暗示をかけ、変わろうとしているのです。

3月15日
 好きな人に彼氏ができました 私は幸せです。

3月25日
 不細工でも収入があれば嫁はもらえます あなたは嫁がイケメソの彼氏と遊ぶ金を稼いでくるのですけど それで幸せだというならば止めませんけれど、私は不細工の皆さんにはだまされて欲しくありません もっとも、年収400万円にも満たないハケンの私にはまるで関係のない話ですけれどね

4月25日
 恋愛を楽しめるのは25歳までだと聞いた事がありますけど、もうとっくに過ぎてしまいました もっとも、不細工には恋愛する権利がそんざいしませんけど

5月3日
 知っている女性は2人だけ 一人は彼氏がいて、もう一人は掲示板にのみ存在する人

「不幸なことに現実に興味があるのです」

5月9日
 メル友募集でもしてみたら?、という書き込みがありました どんなに仲良くなっても必ず「顔写メちょうだい」というメールが来ます そして送った瞬間、音信不通です これも、中身ではなく顔で判断される良い例です。私も「アニメやエロゲーがあれば幸せ」という人種ならよかったのですけれど、不幸なことに現実に興味があるのです。

5月10日
 奇麗な言葉を並べても不細工に恋愛は無理ですよ イケメンなら大切にしたいと思わなくても沢山の人がよってくるでしょうし、不細工がどんなに大切にしたいと思ってもそれは迷惑以外のなにものでもないようです イケメンなら「大切にされてる」と思われるのでしょうし、不細工ならストーカー扱いです 中身なんか関係ありませんよ。顔に起因することはどうしようもありません 初恋を10年引きずった私ですから 女々しいとかキモいという声が聞こえます。コンビニで女性の店員が私にお釣りを渡す時に、間違っても手が触れないように細心の注意を払うのには慣れています しかし、お釣りをなげられるのには我慢がなりませんでした 店長とオーナーを呼びましたけれど、私がなぜ怒ったのか理解できないようでただくちだけ「すみません」と言うだけです その女性店員も「不細工うぜぇ」と思っていたのは間違いありません。

5月12日
 好きな音楽はとくにありません 特に男声の曲は一切聴かないのでカラオケに行くと困ります マンガも特にみません 私は職場ではヲタク扱いですけれど、一般人のマンガやアニメの話についていけません 小説も読みません 小学生の頃に読書感想文を書くために読んだ程度です 服は着れればなんでもいいです バイクに乗っていた時期はそれなりに機を使いましたけれど、今では自転車もありません 広がる要素がありませんよ テレビを見ていたりしても興味を持つものがないのです 私、病気ですか?

5月16日
 酷い残業でした 世間一般に仕事と認められない仕事ですから、仕方ないのでしょう 当然、彼女もできませんよね

5月19日
 あなたが想像できる限りの不細工以上の不細工です。顔のレベル…0/100 身長…一六七 体重…五十七、歳…二十六 肌の状態…最悪 髪の状態…最悪、輪郭…最悪 普段会う人の人数…0 普段話す人の人数…0 自分の好きな所…無し 自分の嫌いな所…全て 最近気を使っていること…無し これだけは他人に負けられないこと…無し

5月29日
 社員の方から、この機会にちゃんとした会社に就職したらいい、と言われました 彼女がいれば仕事も辞めませんでしたし、引っ越しもしませんでしたよ 当たり前じゃないですか。ちゃんと正社員をしていた時期もあります 私は真面目に仕事はしていました タバコを吸ってサボっていたイケメンな先輩には彼女は居ましたね 女性の事務員さんも居ましたけれど、仕事以外で接点はありませんでした

6月4日
 ぶっちゃけね、後輩に彼女ができたみたい その幸せ自慢を毎日されてる いい奴なんだけど、自分の中のどす黒い感情が抑えられない。祝福してあげたい気持ちももちろんある 同じくらい殺意もある。どうせ今月でクビだもん、好き放題やらせてもらう。お前らは「そういう性格だから彼女ができない」って言うんだろ。逆だよ 彼女ができないからそういう性格になんの。彼女いる奴にも彼女いない時期があったはずなのに、みんな忘れちゃってるんだよね。勝ち組はみんな死んでしまえ。そしたら、日本には俺しか残らないか あはは。俺がなにか事件を起こしたら、みんな「まさかあいつが」って言うんだろ。「いつかやると思ってた」 そんなコメントする奴がいたら、そいつは理解者だったかもしれない
 女性にもてないことの恨みが、努力や工夫を放棄したまま、何の反省もなく繰り返されている。

 特に彼の「彼女ができないからそういう性格になんの。彼女いる奴にも彼女いない時期があったはずなのに、みんな忘れちゃってるんだよね。勝ち組はみんな死んでしまえ」という書き込みには明確な犯行動機が語られているのだ。しかも彼は「マンガも特にみません 私は職場ではヲタク扱いですけれど、一般人のマンガやアニメの話についていけません」と自分がオタクではないことをはっきり認めているのだ。

○アキバ系のコミュニティーに加わっていれば・・・

 結論を書こう。私は彼がアキバ系だったから犯行に及んだのではなく、アキバ系になっていなかったから犯行に及んだのだと思う。

 事件の2日後、私は秋葉原を訪れ、献花台に手を合わせた。多くのアキバ系の人たちが沈痛な面持ちで、涙を流している人もたくさんいた。

 アキバ系の人たちは、まじめで、誠実で、法令順守で、そしてとても優しい。加藤容疑者がもし、アキバ系のコミュニティーに加わっていれば、彼を止めることができたと私は思う。

 彼の行った犯罪は多くの人の命を奪い、人を傷つけたことだけではない。彼と似たような境遇に置かれながら、それでも二次元を愛することによって、明るく、真面目に生きているアキバ系の人たちの評価を下げ、オアシスを壊してしまったことなのだ。

 6月15日から、秋葉原の歩行者天国は、当面の間、中止ということになってしまった。
 おいらも前にこの事件についてはコメントしていたが、森永氏のこのコラムを読んで、考えていたけど前回書けなかったことを。

 色々な報道で、「またヲタクが」という趣旨の記事が今回大半を占めたわけだが、彼の書き込みや言動、行動などを総合すると、決して加藤君はヲタク、ではなかったと思う。つーか、カキコの内容が、恋愛にここまでこだわること、それはヲタクと呼ばれている人種はやりません。むしろ、「一般の普通の若者、だけど少しコミュニケーションが下手」ぐらいの人間ではないか、とね。

 むしろこの事件で危惧するべきは、「恋愛が人生で最大に価値がある」という、恋愛症候群の方ではないかな、と思う。80年代終わりのバブル時代のトレンディードラマあたりからこの価値観が日本人に植え付けられてきた。それまではそんな価値観が若者の思考を支配することはなかったわけで、それに組み入れられなかった若者が「ヲタク」になったのではないかな、と。まぁ、まともに調べたことではないけれどね。加藤君言ってるじゃん、「彼女がいないから自分の人生は暗黒だ」と言う趣旨のことを。ヲタクだったらそう言う価値観にとらわれるはずもないからねぇ。

 そう言う価値観を植え付け、消費を煽る世間一般のマスコミの価値観刷り込みの方が今回の事件、大きな罪だと思うよ。刷り込まれた馬鹿な若者はまだまだわんさといる。出会い系サイトと言うあり得ないサイトで金儲けできる、てのはそういうことではないのかな?で、今回のような大迷惑な事件にも繋がった、と言うね。恋愛ってそんなに大事か?そりゃね、おいらも異性の肌のぬくもりが欲しい、と言うことで一時期色々ありましたよ。でも、ヲタク的なマインドは崩さなかったし、結婚も出来た(おかげで長男鉄ヲタ、次男メカ系ヲタだがな)。それ以外のファクターがあったことも事実だし、今の日本の社会情勢も悪い、しかし、犯人がヲタクだった、と言う今回の報道については、マスコミの思いこみ、としか言えないし、このレベルで記事が書けるのなら、おいらの方がもっと頭良いように思える。

 悪いことはいわねぇ、日本の若者全員ヲタクになってしまえ。楽しいぞぉヲタクは。彼女へのプレゼントとか余計なことを考えずに、自分の趣味に没頭できて、人生の究極に至れるんだからな。

 今回の事件の被害者に哀悼を捧げると共に、自分たちが金儲けのためだけに形作った恋愛症候群のことを隠し、ヲタクをスケープゴートにするマスコミに対して、真実というのは何か、ということを再び見ることの出来る目を養って欲しい、と願うばかりだ。
【2008/06/23 16:12 】
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「ヲタク差別すれば記事になるんだからな、簡単な商売だマスコミは。」
 2001年、大阪教育大付属池田小を襲った悪夢。包丁を持った男が乱入し8人の小さな命を奪った。「助けて」「痛い、痛い」。悲鳴と泣き声、教室の床は血の海…。恐怖の現場を本紙はこう伝えた▼あの日と同じ6月8日。再び惨劇が起こった。今度は歩行者天国でにぎわう東京・秋葉原。25歳の男が通行人に次々と襲いかかった▼暴走したトラックは人をなぎ倒し、振りかざした両刃のダガーナイフが突き刺さる。悲鳴が上がり崩れ落ちる人、血だまりのなか息絶え絶えの人…。7人が命を落とした▼犠牲になった人に落ち度があるはずもなく、突然に家族を失った遺族の無念は計り知れない。「世の中が嫌になった。誰でもよかった」。無差別殺人の理不尽さに一層怒りがこみ上げる▼「秋葉原で人を殺します」「車が使えなくなったらナイフを使います」。容疑者の男は携帯電話サイトで犯行を予告し事件20分前には「時間です」と決行を宣言していた▼中学時代からゲームに熱中し自分の性格を「ひねくれ者」と書いた男。勤務先ではおとなしく、宿舎の同僚とも付き合いが少なかったという▼内向的で仕事にも不満が募る日々の果て、大胆な犯行でようやく主人公になった気分だったのだろうか。「誰でもよかった」。最近相次ぐ無差別殺人に、生身の命とゲームの命の区別も付かないのかとがく然とする。日本のテレビ局は日曜の午後、この悲劇(=秋葉原の通り魔事件)について最新情報を伝え続けた。しかし、なぜこのような事件が起きてしまったのかについては、この地のメディアはこれまでのところほとんど言及していない。
 内向的でアニメやゲームが好きな人間は全員犯罪者か?毎度毎度こんな記事作って恥ずかしくないのかね、マスコミという輩は。そのヲタクの金で喰っている面もあるのに。

 今回の事件は、キーワードとして「秋葉原」「ゲームファン」「アニメファン」「内向的」「ネット社会」とか言うことで殆どのマスコミは記事を作り上げている。これに更に「ヘヴィメタル」という単語があればお望みのままの記事が作れそうだな。こんなくだらん論調でこの事件を語るのであれば、マスコミの皆様はその辺の中卒でも出来るレベル、としか言いようがない。くだらない価値観は社会の情勢を読むのには邪魔にしか過ぎない。せいぜいこの論調が信られる馬鹿だけに報道してください。

 むしろ、こういう単なる本人の好きなものが悪い、と言う馬鹿げた論調より、海外マスコミの方が日本の現状を良く理解しているようで・・・

 世界の他の国と比べれば、日本は比較的まだ安全な国であるが、似たような殺傷事件が今年初めに起きている。1月には、東京の商店街で16歳の少年が包丁で5人に切りつけ、2人がケガ。3月には、殺人容疑で指名手配されていた男が、土浦の駅で通行人8人をナイフで殺傷した。この国の治安悪化を恐れる人もいるが、今のところ凶悪犯罪数は他の国に比べ少ない。

 人々は、失敗や異質なものに対して寛容でない日本社会からの圧迫感を批判する。周囲になじめず、無職で、みんなと同じように振舞えなければ村八分になる。多くの人は、平等でなくなることを過剰に恐れる。社会の底辺にいる人達は、恐らく以前に増して、職を持っている人達と自分達との間により大きな格差を感じている。

 報道によれば、容疑者は警察に単独犯行だと語り、「人生に疲れた」と発言したという。しかし、背後から切り付けられた犠牲者達の悲惨な状況から目を移せば、一体何がこの男を人通りの多いショッピング通りでの凶行に駆り立てたのか?と問わずにはいられない。

 狂った個人の行動なので、前もって予想することも防ぐこともできなかったと釈明するだけでよいのだろうか?それとも、積もり積もった社会の圧迫感やストレスが、問題を抱えた人々を恐ろしい行動へと駆り立てて悲劇的な結末を招き、さらに物騒な日本社会へと至る兆候なのだろうか?
 これはBBCの記事なんだが、こちらの方がよっぽど今回の事件について冷静な理解をしていると思う。今の日本の社会の閉塞感は何だ?弱者はとっとと死ね、公務員(本当は一般市民の奴隷でなければいかんのだが)と一部の金持ち、マスコミだけが生き残る社会がお望みであるのならば、こういった事件はもっと増える。それの原因はまた「ヲタク」とすればいい。そう言う間違った解釈でこの事件を語るべきじゃないだろう。

 元々日本の国民性の中に、「個性はくだらない、横一列で同じことを考えてまともな社会人として生きるのが幸せなのだ」という思考回路(その思考でどれだけおいらも苦しめられたことか・・・高校時代とか)が遺伝子レベルで刷り込まれているのが現状(そうでなければ徳川幕府時代の年貢での米が通貨代わりだった、と言う社会は成立しない)。それがどんなに悪辣な福祉の法律を作られても、文句を言わない国民性が出来る元だと思う。個人的にはそんな考え方は嫌だけどね。個性を尊ぶことの方がよほど人間らしいぞ。

 今回の事件、逆説的に考えれば日本の派遣労働者の待遇を考える良い機会なのかもしれない。既に破綻を来しているのがこれで分かった。ネットやアニメだけを規制しても終わる問題じゃない。もっと、根本的に日本の社会を考え直す時期に来ている、と言うとらえ方の方が正しい。

 マスコミなんざいらねぇな、こんなんじゃ・・・。
【2008/06/11 10:59 】
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「松花堂弁当」
〜「退職金出せ」 船場吉兆の解雇従業員が保全管理人に労使交渉申し入れ〜

 高級料亭「船場吉兆」の廃業に伴い解雇された元従業員の女性が、退職金の保障などをめぐり労使交渉を求めた問題で、同社の代理人弁護士は2日、「裁判所の保全管理命令下で権限を失い、当事者能力がない」と回答した。これを受け、女性が加入した労働組合は保全管理人に対し、同日付で改めて労使交渉を申し入れた。

 代理人弁護士は大阪市内で記者会見。解雇時に満足な説明がなかったという女性の主張に対し、「未払い賃金や退職金の支払いは結論が出るまで時間がかかるので、1〜2カ月で未払い賃金の約8割や退職金の一部を受け取れる国の制度を紹介した。後で質問できるよう連絡先も知らせた」と説明した。

 5月末の廃業も「6月まで営業すれば資産が底をつき、給与約1カ月分の解雇予告手当ても払えなくなる」と、従業員の今後を配慮した結果と述べた。

 使い回しの発覚以後、売り上げが激減して食材の仕入れのために預貯金を取り崩す状況が続き、湯木佐知子社長(71)が最終的に廃業を決断したという。
 湯木貞一氏が日本料理の歴史の中で語られるべき存在であるのは認めるし、彼の発明した松花堂弁当のコンセプトが後々IBM、今はレノボのシンクパッドという、ノートパソコンのコンセプトになったと言う逸話もある。その意味では世界の文化に貢献した人物なのだが・・・

 二代目があれではねぇ。食の安全が叫ばれている昨今で、賞味期限切れ商品の販売や産地偽装(三田牛より佐賀や鹿児島の牛肉を格下に見られた、と言う意味でも個人的には頭に来るが)、客に食べ残しを提供、と言う事実(で、自作パソコンが組めるぐらいの料金をボッたくる)。日本料理の神髄より金の方が大事で、しかも権威があるからちょっとぐらい悪いことをしても安泰だ、とその地位にあぐらをかいていた、と言うことなんだろうが。だからこの記事のように、従業員を簡単に見捨てるような状況もあるわけでね。

 そう言う思考回路で商売していたのならば、潰れて結構だと思う。逆に老舗、とか高級、とかでふんぞり返ってその実たいしたことのない料亭が震え上がるぐらいでないと。老舗、と言うのはあっても良いけど、その地位に満足しているとこういう事態すら起こりかねない。新しいことに挑戦し、攻めの姿勢で研鑽するのが本来の形ではないだろうか?

 鹿児島県内の老舗の高齢者施設のお偉い皆さん、その地位にあぐらをかいて内情は船場吉兆、等と言うことはないですよね・・・?
【2008/06/05 09:50 】
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「今の日本の司法と検察は真実を見る目すらなくなっているようだ。」
〜巨乳が証拠! タレントに逆転無罪〜
 知人男性が住むマンションの玄関ドアをけって壊したとして器物損壊の罪に問われ、1審東京地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けたタレント、小桜セレナ被告(38)の控訴審判決公判が3日、東京高裁で開かれた。原田国男裁判長は、検察側立証の柱だった知人男性やマンションに住んでいた女性の目撃証言の信用性を否定し、逆転無罪の判決を言い渡した。

 女性は1審で、「小桜被告はけ破ったドアの穴をすり抜けてマンション内に入ってきた」などと証言。1審判決は、女性の証言の信用性を認めていた。

 一方、2審では同じサイズの穴のあいたドア模型を使い、小桜被告が穴をくぐれるかを実験。小桜被告の胸囲が約1メートルあり、くぐるのが不可能だったことが分かり、女性の証言の信用性が崩れた。

 小桜被告は平成18年11月18日朝、東京都港区内のマンション玄関ドアを壊したとして起訴された。1審は懲役1年2月、執行猶予3年の判決を言い渡していた。

 小桜被告は通販番組などに出演、胸の大きさがネット上で話題になったこともある。小桜被告は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、「正義が通ってよかった。今回に関しては胸が大きくてよかった」と話した。
 今日は休みだったんで、ワイドショーを子守しながら見てたらこのニュースばっか。鹿児島県民なヲタな俺は小桜、と言われれば「一家」か「エツ子」しか思い出さなかったのだが。で、この小桜セレナについてネットで色々調べると、まぁいろんな意味でこれは酷い事件だな、と言う感想しかもてない(10歳サバ読み疑惑はこの際放置しますが。つーか、おいらと同級生かよ)。

 稲川素子事務所の悪辣さは、今回の件以外でも既知の事実だし(『みかじめ料を払わなかったため、稲川素子事務所に呼び出される。暴行受ける。警察に届け出を出すが、逆に稲川素子事務所に器物破損訴えられる。稲川素子事務所の社宅の為、当然工作及び、証人の確保も可能』・・・それにしても事務所所属タレントの悪行を隠すための報復の逆提訴は・・・お前は鹿児島県警か)、その裁判に付属する霞っ子クラブの高橋、とか言う女性の自作自演も悪質。でもそれよりも、検察と裁判のお粗末さが一番悪質だわ。蹴り破ったマンションの玄関ドアに入れないから無罪?一審ではいったい何を審議していたんだ?

 はっきり言おうか。志布志事件と何ら変わりはない。今回の場合はそれに加え、極悪な芸能事務所と裁判ウォッチャーが複雑に絡んでいるから分かりづらいけどな。それにたかだか器物破損でこの重い判決って・・・なんか得体の知れない物が絡んでいるようで恐い。

 小桜セレナさんは無実だと思うよ。ブログがメンヘラ、とか2chには書いてあったが、これだけ酷い状況なら、そうなるさね。人間の神経なんてそんなに太いものではないんだから。

  この事件、もっと詳しく調べていくととんでも無いことが出てきそうで・・・警察も司法も、もう少し細かくこの事件は再捜査して、本当に悪いのは誰かあぶり出すべき。もっとも、志布志事件でさえ調べ切れてない日本の警察には無理なのかもしれないがな。
【2008/03/04 22:02 】
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「やはり行政はは志布志事件を真剣に受け止めていないようです」
〜冤罪発言 撤回求め抗議声明/志布志・無罪国倍原告団長 「司法の自殺行為」〜

 鳩山邦夫法相が志布志・県議選事件の無罪を「冤罪(えんざい)と呼ぶべきでない」と発言したことについて、無罪住民の1人で国家賠償請求訴訟の原告団長藤山忠さん(59)=志布志市=は14日、「事件は警察、検察の大きな過ち。発言はそれを容認し、司法の自殺行為に値する」として、法相に対し発言の撤回と謝罪を求める抗議声明を送った。

 同日の衆院予算委員会で、この問題について質問した保坂展人議員が法相に直接手渡したという。

 声明は「怒りと失望は計り知れません」としたうえで、ほかの無罪住民の声を列記。「判決そのものを否定している」「国民の生命と財産を守るべき司法の最高責任者として資質を問いたい」などとしている。

 事件に絡む「踏み字」事件の被害者、川畑幸夫さん(62)=同市=も言葉を寄せ「発言は国家権力の横暴。事件が起きた志布志の懐集落に足を運ぶべきだ」と訴えた。

 藤山さんは取材に対し、「法相は服役したかどうかを冤罪の定義の一つに挙げているが、無罪住民は最長で395日間も拘置され実刑を受けたも同然。これを冤罪と呼ばずに何と呼ぶのか」と批判し、「声明に対し文書できちんとした回答を求めたい」と話した。
〜法相、冤罪発言で陳謝、問題点認める/衆院予算委〜

 鳩山邦夫法相は14日午後の衆院予算委員会で、志布志・県議選事件の無罪を「冤罪(えんざい)と呼ぶべきではない」と発言したことについて「被告であった方々が不愉快な思いをされたとするならば、おわびしなければならない」と陳謝した。

 鳩山氏は「被告とされた人は無罪になった時に『冤罪を晴らすことができた』と言い、私はそれを否定する何の根拠も持っていないことに思い至った」と自らの発言の問題点を認めた。

 冤罪の定義について「服役後に真犯人が見つかるような全くの人違いのケースが冤罪で、裁判で無罪が確定した場合は『判決による無罪』と考えていた」と釈明。その上で「今後、公式の場では意味の不確定な冤罪という言葉は一切使わない」と述べた。

 同事件は昨年、鹿児島地裁が「客観的証拠は全くない」として被告12人全員に無罪判決を言い渡し、確定している。このため野党は鳩山氏の発言を「裁判所の判断を否定するもので、法相として大変不見識だ」(小沢一郎民主党代表)と批判していた。
 逆に聞きたいけれど、あれが冤罪じゃなければ何が冤罪なんだ?更に言えば、この事件の根本的な原因すら未だに明らかにされていない。足を切ればいいと言うものではない。何しろ、県警のトップも謝罪してなければ、その上の県知事も謝罪したという話を聞いていない。このまま謝罪無しでは選挙では負けると思うんですけどね、伊藤さん。

 ま、こんな事件には俺は関係ない、と言う鳩山さんの本音が現れたのがこの結果でしょうね。非国民通信さんでも書かれているけど、嫌悪感が表に立つと冷静な判断ができなくなり、暴走する。歴史的にもこのような例はたくさんあるわけで、それを無くす方向に国民を誘導するのが本来の役人の仕事の一つだ、と思うし、マスコミもかくあるべき。

 世界を冷静に見ることの出来ない人間が多くて、疲れません?福祉の世界はは上司同僚部下含めてそんなんばっかだからねぇ・・・
【2008/02/15 13:23 】
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